みなとみらい橋・コットンハーバーまとめ

みなとみらいの臨港パーク入り口あたりから山内埠頭に向かう橋がみなとみらい橋である。すぐ近くにみなとみらい大橋があって、ちょっとまぎらわしい。みなとみらい大橋は、そごうの東側、日産本社ビルあたりから横浜ベイクォーターに行く橋である。
みなとみらい橋は横浜の臨港幹線道路の一部で、この道路は完成すると恵比須町から本牧まで、横浜港の西半分を海岸沿いにつなぐことになり、神奈川産業道路、湾岸道路などと合わせて横浜港を一周する道路が完成する。が、いつ完成するかが問題だ。パシフィコ横浜の前を通る国際大通りの地下には15年ほど前からトンネルがあって、臨港幹線道路が完成したときにはその一部になるのだが、まだ使用されていないという状況である。2008年12月にみなとみらい橋とそれに続くコットン大橋ができて、ちょっとだけ完成に近付いた。

臨港幹線道路の未完成区間は、瑞穂ふ頭入り口付近から恵比須町付近で鶴見産業道路に接続するまでの区間と、大桟橋・山下公園の海底トンネル、その先の本牧へ向かうところか。開通する前に、コットン大橋も車線を増やさなければいけないし、先は長そう。

臨港パーク入り口付近で撮ったもの。1枚目は 2009年の9月に撮ったもので道端の雑草がすごい。2枚目は開港150年祭の頃に撮ったもので、このときはきれいに整備されていた。

未使用のトンネル出口付近で撮ったもの。
みなとみらい橋は片側二車線の道路を通す幅は余裕で持っているが、現在は山内埠頭から向こうの道路の幅が狭いのと、トンネルが開通していないため、片側一車線しか使われていない。使われていない領域には、車が入らないように路面にポールが立っている。

山内埠頭に近いところの風景である。一部の車線が使われていないので、ちょっと変わった眺めになっている。

みなとみらい橋の上で撮った写真。横浜駅東口から出発したシーバスは、みなとみらい橋の下を通って港に出ていく。みなとみらい橋の北西には貨物線の橋があり、ときどき貨物列車が走るのを見ることができる。写真を撮ったときは、EH200 だけが走っていた。
	橋の下は帷子川らしい。帷子川といえば、昔アゴヒゲアザラシのタマちゃんが現れたところだ。

みなとみらい橋を渡り終えると、その向こうにはコットン大橋がある。この橋はいまのところ自動車専用なので歩いてわたることはできない。
	開通前に歩いて渡るイベントが開催されたのだが、情報をキャッチし損ねたんだよね。
コットン大橋の道路は、片側一車線である。最終的な計画では、隣にもう一本橋を作って片側二車線の道路になるのだろう。中央分離帯ではなくてポールになっているのもその関係と思われる。

コットン大橋の向こう側の、高層マンションが立ち並ぶエリアがコットンハーバーである。上で出てきた貨物線が通る東高島駅が、コットンハーバーの北側にある。
	周囲には高級住宅街という雰囲気の場所はないので違和感があるのだが、道路が整備されると変わっていくのでしょうなあ。

bing の概観図は、橋ができた後、開通前に撮られたものらしい。橋の上にポールは設置されておらず、上から来た国際大通りには柵があって橋の方向には行けないようになっている。

コットンハーバー付近の bing の概観図である。建築中のコットン大橋が見える。現在開通している臨港道路は、コットン大橋の上に見える瑞穂大橋までである。
	このあたり、山内埠頭の横浜中央卸売市場、瑞穂埠頭の米軍施設があって、横浜臨港道路はそれらを避けながら走っている。コットン大橋が途中で90度曲がり、その向こうの瑞穂大橋に入るところでまた90度曲がるのはその関係ですか。